「緑」を「青」という日本人
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今日は少し面白い話を・・・
私が通っている英会話の先生からこんな質問をされました。
読みやすいように全て日本語で書きますね。
先生:「なぜ日本人は信号機のゴーサインである「緑」を「青」と言うんだ?
どうみても「緑」じゃないか。私には理解できない!笑 USではGreen lightだ」
私:「昔から信号機については、青色って呼んでるから「青」なんじゃ!」
先生:「日本人は目がおかしいのかと心配になる。」
私:少し冷静になり、話を続けようとするが理由がわからない。
先生:Japanese is crazy!!
くそ~ 理由がわかれば説明してやるのに!! 次回、絶対説明してやるからな!
ということでサクッと検索・・・
青色と呼ばれる語源
日本では、その昔全ての色は赤・黒・白・青に分類されていたようだ。
寒色系とされている「青」に「緑」は分類されるとのこと。
そのため信号機に限らず、緑色のものを「青」と表現することが昔からの習慣になっているようだ。
例)
青りんご、青汁、青のり、青虫、青しそ、ケツの青い・・・
・・・これは。
日本語で説明して納得させることすら困難な調査結果となった。
昔からの習慣と言ってしまえばそれで片付いてしまう気もするが、
それでは味気ないのでもう1歩突っ込んで考えてみましょう!
こう説明するのはどうだろうか?
昔は、4色(赤・黒・白・青)の表現をしていたが、色々な色の出現に新しくカテゴライズしていく必要があった。
4色以外に出てきた色を区別していく過程でこの「青」と「緑」は、ほとんどは分類された。
しかし、「信号や野菜などにのみ「緑」を「青」と表現する名残がある」と
説明するのが日本人らしさという抽象的な表現とつなげて説明できそうだ。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これで私は「Crazy Japanese!!」の一員から離脱できそうです。笑
少しわかりやすい東北大の研究成果があったのでご紹介させていただきます。
信号は「緑」なのに、なぜ「青信号」と呼ぶのだろうと感じたことはないだろうか? 日本人の色彩表現を調査している東北大学のグループは、平安時代以前の青と緑を混用していた名残だと突き止め、現代に近づくにつれ、二色を区別するよう進化したことを明らかにした。 ”東北大研究成果より抜粋”
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