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ベタの水合わせと飼育方法

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ベタの魅力とその裏事情について書いていきます。
このブログに行き着いたといくことは、恐らくベタは強いと聞いたのになんで?
という疑問を持って来られたのだと思ってます。
これを読めば正しいベタの水合わせをできますので、最後までお付き合い下さい。
※ただし、これは個人のやり方なので成功事例としてご覧下さい。
全てのベタ共通かどうかまでは実証できておりません。

ベタの魅力

①外見が美しい
②育てやすい(水質悪化、温度変化、ポンプ不要等)
③瓶でも買える
等々、様々な魅力があるベタですが、果たして本当にそうなのか?
というのを経験を基に解説致します。

外見

外見は確かに美しい!
これは『生きたインテリア』と言われるように非常に綺麗で優雅です。

育てやすい

これは他の難しい熱帯魚に比べたらという話で少々語弊があります。
確かに温度変化にも比較的強いです。
水温30℃を超えても生きているので強い方だと思いますよ。
ただ初心者の方は、勘違いしないで下さい。
これはあくまで『一時的には』という意味です。
何も手入れせず、放置ではなかなか難しいのが現状です。

瓶でも買える

これも語弊があります。
瓶でも買えるというのは、水質が整っている瓶でも買えるという意味です。
ベタは、熱帯魚店で小さなパックに詰められて売られてますよね?
それを何の準備もせずに、用意した瓶や水槽に移したらどうなるか?
答えは、死にます。
あの環境でなぜ生きられるか?
あの環境で生きられる理由は、それはバクテリアがきちんと安定しているからです!
300ml程度の水ではバクテリアが繁殖するのに非常に時間がかかります。
逆に言うと水換えができないという状態ということです。
せまい瓶でも飼えるが、やはり最低でも1リットル以上の水は必要だと思います。

ベタの水合わせ

これは、どの熱帯魚でも重要な工程ですが、ベタにとっては特に重要なポイントです!
少ない水もしくはケアされていない水でベタは売られていることが多いです。
それを自分の水槽に移すと『pHショック』によりたちまち死んでしまいます。
そのため、私は以下の手順で必ず水合わせを行っています。

①塩水を作る

水槽とは別の容器(バケツ等)を準備します。
そこにカルキ抜きした水に塩を足して塩水を作ります。
塩分濃度0.2%~0.3%程度。
例)10ℓの水に大さじ1杯の塩

②温度の水合わせ

買ってきた袋を水槽に浮かべてまずは、温度の水合わせを行います。
⇒だいたい30分~1時間水槽の上で袋ごと浮かべます。

③塩水に移す

温度の水合わせ後に①で作った塩水に移します。
⇒最低でもこの状態で24時間は放置。
こだわりの強い方は、この状態で1週間待つかともいるようですが、個人的には24時間で良いと思います。

④水槽の水を入れ水合わせ

仮に10ℓの塩見を作った場合、水槽の水をかなり消費することになるので私は1ℓくらいまで水を捨ててから水合わせをしてます。
いきなり50%薄めても良いと思いますが、私は25%ずつ4回に分けて薄めています。
まず、塩水を4分の1捨てて捨てた分だけ水槽の水を足します。
この作業を4回繰り返すことにより水合わせが完了となります。

この①~④までの作業が終わればようやく水合わせ終了となりますので、生体のみを水槽に移せばOKです。

ここでいろいろ疑問が出てきていますよね?
なぜ、病気でもないのに塩浴?
なぜ、生体だけ移すの?

まずは、塩浴から理由をご説明します。

そもそも塩浴とは

塩浴の目的は浸透圧を調整して熱帯魚の体にかかる負担を減らすことにあります。
また、塩には消毒効果があるため、熱帯魚の体に侵入した細菌類を消毒することも目的としてます。
塩浴の場合、通常塩分濃度0.5%と言われています。これは熱帯魚の体内の塩分濃度が0.6%程度だからです。
体内の塩分濃度に合わせることで熱帯魚の負担を減らすことができ、治療に専念させることができます。

なぜベタに塩浴が必要なの?

水合わせ時に塩浴が必要な理由は2つあります。

①熱帯魚店の水にそもそも塩が含まれている

これは知っている方も多いと思いますが、熱帯魚店では全ての魚を同様に管理することはできないため、塩を入れているところが多いです。
これにより魚の負担が少なくなり、良い状態を保つことが期待できます。
塩水から急に真水の水槽に移すと当然ショックを起こしてしまいます。
そのため、塩浴により塩水を徐々に薄めていく必要があるのです。

②粘膜の細菌を落とすため

ベタは、通常あまり水質が良いとは言えない状況で育てられていることが多いのです。
そのため、粘膜に細菌が付着していることもありこれを消毒するために塩浴させます。

ここまで読むと、買ってきて水槽にすぐに移すという行為がかなり危険なことがわかりますよね?
極端に言うと、ドブ水で育った魚が急に綺麗な水に移されるようなものです。
あまりにも水質が違い過ぎるためショック死するケースが多いんですよね。

しかし、この水合わせをきちんとやればベタは比較的強いのである程度のことでは死なないので非常に育てやすい魅力敵な魚になります!
ベタは強いと聞いたのになんで??
このSTEPを知らないと、『ベタは強いと聞いたのになんで??』
となるわけです。

なので、これを読んだ方はこれから考え方を変えて下さい!
ベタは強い!
と言うのではなく、ベタは強いがそれは環境が整った後の話。環境が整うまでは非常に繊細だと思った方がいいです! これが皆さんが勘違いしてしまう原因だと思います。

ベタメスの魅力

ベタはオスが注目されがちですが、私はメスの方が好きです。
なぜならメスは同じ水槽で複数のベタを飼えるからです!
せっかく綺麗なベタ!
たくさん飼いたいですよね?
それがメスなら混泳が可能なのです。
ただし、以下の点には注意が必要です。
①同一種類 ⇒トラディショナルなるならトラディショナルのメスはだけ。
クラウンテールならクラウンテールだけ。
とした方が安全なような気がします。
②サイズ ⇒できるだけ同じサイズの個体が良いと思います。極端に小さいもの大きな個体だとどうしても小さい個体が攻撃されます。
③まとめて購入 ⇒とりあえず2匹でとかより最終的に揃えたい個体数を同時に購入した方がいいです。
同じ水槽で飼われているのであれば、姉妹の可能性も高く小さい時から同じ環境で育っていれば混泳可能性も限りなく高いと思われます。

上記3点を気をつけたとしても、残る問題が1つあります。
『性格』です。
こればかりはどうしようもない。
気の強い子は気が非常に強いのでアンラッキーと思うしかないかもしれません。

いずれにしても混泳できる!
のではなく混泳できることがある!
という方が正しい言い方です。

おわりに

いかがでしょうか?
混泳はもちろん可能性にかけるしかないですが、混泳出来ればラッキーくらいに思っておいた方が良いかもしれません。
うちの子の打率で言うと6/8が混泳可能でした! 2匹は何回挑戦しても気が強く色んな個体に攻撃しまくり隔離することになりました。笑
また、ベタの水合わせに失敗されていた方は是非お試しください。
そして可能であればメスを同じ水槽で複数飼育してみてください♪

この記事内容が理解できないな〜難しい言葉もあったということであれば、基本から学ぶことをオススメします。
こちらの本は、非常にわかりやすく本当に入門編という感じで詳しく図を使用して説明されています。