温泉卵とポーチドエッグの違い
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みなさんご存知の温泉卵とポーチドエッグ。
この2つは似ているようで違う。
今回はそれについて書いていきます♪
結論
何が違うかを一言でいうと、
卵白が凝固しているか否か。
卵白が半凝固なものが“温泉卵”
卵黄が凝固しているものが“ポーチドエッグ”と呼ばれています。
以下に詳細に何が違うのかを記載していきますので、ご興味のある方は最後までお付き合いください。
まずはそれぞれの意味から説明致します。
温泉卵とは
温泉の源泉温度(約65℃)が温泉たまごを作るのに適温であること。
また、温泉地の旅館などで食卓に提供されることが多く、“温泉たまご”の名で呼ばれるようになったようです。※諸説あり
ポーチドエッグとは
英語表記 poached eggと書きます。
Poach・・・卵を割って熱湯の中でゆでる
という語源から“落とし卵”と言われることもあります。
では何が違うのか?
両者の違いを説明するには卵の凝固温度が肝なのです。
凝固温度の違い
卵黄・・・65℃~70℃ 特徴:凝固開始から完全凝固するまでの温度幅が狭い。
卵白・・・60℃~80℃ 特徴:凝固開始は低温だが完全凝固まで時間がかかる。
温泉卵
殻に入ったままの卵を65℃くらいでだらだらとお湯につける。
こうすることで、卵白は半凝固・卵黄は半熟となる。
ポーチドエッグ
お湯の中に卵の中身を落とし、卵白は凝固・卵黄は半熟
??????????????
不可能じゃないか?
卵白の方が完全凝固温度が高いにも関わらず、卵黄が半熟だと?
頭がこんがらがってきましたが、その答えはお酢です!
お酢にはタンパク質を固める作用があり、これにより卵白が早く固まるわけですね。
ここまでお読みいただいたあなた!!
1つ疑問がわいてきたのではないでしょうか?
それは・・・・
半熟卵では?
気になりますよね。
半熟卵とポーチドエッグは何が違うのか?
それは調理法です。
半熟卵は殻のままゆでて卵黄を半熟に。
ポーチドエッグは、中身をお湯に落とし卵黄を半熟に。
調理時間は、圧倒的にポーチドエッグが短くおしゃれ?
その程度の違いでした。
おわりに
凝固温度の違いに目をつけ工夫し、それぞれの調理法を
編み出した方はすごいと思います。
またお酢という飛び道具まで使い感心する限りです。
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